『動画:自分が出てるゲームの曲をノリノリで聴くアリーちゃん』
「ジャイロセンサー搭載コントローラー」という、ゲームの歴史の中でもトップクラスに革新的な機能が登場してから、すでに10年以上が経ちました。それでも、ジャイロ機能を活用したゲームはまだ少なく、面白くて画期的なのに、いまひとつ普及していないのが現状です。
プログラミング未経験ながらAIを使ってゲームを作っていた僕は、今のAIの技術力があれば「しっかり遊べる、ジャイロ機能搭載のTPSシューティングゲームを作れるのではないか?」と思い立ちました。そこで、Unityを使ったバイブコーディングで、本格的に時間をかけて制作を始めました。
ジャイロ搭載ゲームの成功例である任天堂の「Splatoon」を参考に、スプラプレイヤーであればすぐに馴染めるよう、近い操作感でエイムできる設計にしています。
AIの使用に関係なく、ゲーム開発で最も苦労するのは「デバッグ」だと思います。制作時間の9割以上は実際にプレイしながら、不具合や操作性、プレイヤーがストレスを感じる要素などを確認し、細かな修正を重ねていました。
現在、ゲーム業界でもAIの活用が広がっています。コードの作成やバグの修正方法、機能の実装方法などをAIに任せられる分、デバッグにより多くの時間を使えるようになります。そのため、プログラミングの未経験者・経験者を問わず、AIのおかげで完成度の高いゲームを作りやすくなってきていると思います。
銃を使ったシューティングゲームですが、可愛らしいキャラクターが活躍する作品なので、物語はあえて難しくせず、「メモリーをクリアするごとに失った記憶を取り戻していく」という、幅広い年齢層に伝わりやすい内容にしました。
操作が難しいという意見もいただいたため、アサルトライフルには「アサルトロックオン」というオートエイム機能を搭載し、ON/OFFを切り替えられるようにしています。操作が苦手な方はこの機能をONにして、アサルトライフルを中心にストーリーを進めていただければと思います。
スナイパーライフルは、基本的にスナイパー専用ステージでの使用がオススメです。
必殺技にあたるロケットランチャーは、爆発で広範囲の敵を一掃できる強力な武器です。敵を蹴散らす爽快感を、ぜひ味わってほしいです。
初期の構想では、ジャイロコントローラーを使ったスマホ向けの対戦ゲームを考えていました。しかし、他機種へのジャイロコントローラーの搭載や、オンライン対戦におけるタイムラグの調整が難しいとAIチャットから指摘を受け、現在のソロプレイ専用TPSへと変更しました。
プログラミング未経験の私が、AIを駆使して約2か月半で完成までたどり着いた作品です。
コードを一行も書かず、すべてをAIに実行してもらうゲーム開発に、不安や懸念を抱く方もいるかと思います。しかし、日々進歩するAIのプログラミング能力やゲーム開発能力は凄まじく、おそらく1年以内には、AIとのやり取りだけで行う「バイブコーディング」によって作られた超大作がリリースされるでしょう。
私が制作した『AMNESIA BULLET(アムネシアバレット)』は、そんな未来を感じられる始まりの作品になっていると自負しています。ぜひ手に取って、AIによるゲーム開発に希望と可能性を感じていただけたらうれしいです。