きっかけは、スクエニのコンテストだった。
応募はしないけど、「自分だったら何を作るだろう」と想像した
自分にしか作れないゲームって何だろう。
そう考えたとき、やっぱり使えるものは使おうと思った。自分は感染症好きの呼吸器内科医だ。
そんな時、ふと思いつく。
「菌がたくさん集まって、ワラワラ動いていたら、かわいいよな」
医療を楽しいゲームに落とし込む。あと可愛いの好き。
その菌を動かして、どんどん増えていったら…と連鎖してアイデアが出てきた。
菌の敵は白血球。でも、普通に戦うゲームじゃ面白くない。
「逃げるゲームにしよう」
ただ、逃げるだけだと、少し物足りないな。
「じゃあ、ボスも出して、ステージ最後で抗菌薬ウェーブを乗り越えるのを目的にしよう」
もちろん、ボスからも逃げる。
同じボスばかりでも飽きるから、ボスの攻撃の種類も増やそう。
さらに、人体そのものがゲームに干渉してきたら面白いんじゃない?
「肺ではくしゃみで飛ばされて、胃では胃酸で溶かされて、膀胱では尿として排除される」
(大腸ステージ:蠕動運動でスタンしている)
うん、可愛い!これは可愛い!
ただ可愛いだけでは終わらない。
人間から見れば、菌は排除すべき敵。
でも、その菌を主人公にしたら――本当に「倒されて当然の敵」で終わるんだろうか。
そんな疑問を、ストーリーに少しだけ混ぜてみた。
医学的な知識を説明として入れたいわけじゃなくて、医学的な現象そのものを遊びにしたい。
これがあったら面白くない?
じゃあ入れてみよう。
でも、ちょっと物足りない。
じゃあこうしよう。
その繰り返し。
気づけば、菌を増やして、群れを率いて、白血球から逃げて、人体そのものとも向き合って、ボスからも逃げて、ラスボスまでいるゲームになっていました。
それが『ミクロの逃走者』。
9/29(火)にデモ版リリース!年末に本編も公開予定。
是非、遊んでみてください!
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