手描きのアヒルたちが「水上」と「浅瀬」にカードを配置し、旗を奪い合う1対1の対戦カードゲームです。まずは、新しい公式PVをご覧ください。
もともとこのゲームは、「30日間で新しいゲーム体験を作る」という2人でゲーム制作を競う企画から始まりました。お題はトランプでした。
私は子どものころ、『遊戯王』や『ポケモンカードゲーム』に夢中でした。対戦はもちろん、パックを開けてカードを集め、友達と交換し、欲しいカードを探す時間も好きでした。ゲームを作れるようになってからは、いつか自分でもトレーディングカードゲーム(TCG)を作りたいと思っていました。
何度か挑戦しましたが、なかなか形にできませんでした。使うカードがトランプと決まっていたからこそ、「この限られたカードで、どんな駆け引きを作れるだろう」と考えられました。そこで、もう一度TCGに挑戦しました。30日間で作りきったゲームが、『Duck Fest』の始まりです。
当時の企画「Last Build」の動画はこちらです。
対戦の仕組みを考えるうえで参考にしたのは、『ウィッチャー』のカードゲーム『Gwent』です。列にカードを置き、数値の合計を競うという考え方に影響を受けました。
『Duck Fest』では、その勝負の目的を旗の奪い合いにしました。旗を取るために重要なのは前列の「水上」。後列の「浅瀬」は水上へ進むための場所で、得点には直接つながりません。水上にカードを置くには浅瀬の点が必要です。
「アヒルたちが旗を取りに行くなら、どこを進むだろう?」。そんな世界観から、二つの列の役割を決めました。カードゲームやボードゲームのルールを考えるとき、盤面にある場所それぞれに意味を持たせたかったのです。
水上と浅瀬にカードを配置して、旗を奪い合います。
カードにはそれぞれ効果があります。たった一枚で戦況を変えたり、自分なりのコンボで逆転したり。子どものころに夢中になったカードゲームのワクワクを、『Duck Fest』でも形にしました。登場するアヒルたちも、一羽ずつ自分で描いています。
公開中の無料体験版には、プレイヤーからいただいたフィードバックを反映し、遊びやすさとビジュアルを大きく改善しました。ストーリー序盤とチュートリアルを一人で遊べるほか、Steamのフレンドとのオンライン対戦もできます。
製品版では、集めたカードを友達と交換したり、Steamコミュニティマーケットで売買したりする仕組みも開発中です。交換・売買は現在の体験版には含まれていません。
トランプという制約は、ずっと抱えていたアイデアに輪郭を与えてくれました。30日間から始まった『Duck Fest』を、今も作り続けています。
もしこの記事を読んで面白いと思っていただけたら、記事下の「いいね」で応援してもらえるとうれしいです。いただいた「いいね」は記事の注目度にもつながり、開発者やカードゲーム・ボードゲーム好きの方に『Duck Fest』を知ってもらうきっかけになります。
フォローすると、開発ログや新作ゲームの公開が通知されます