ショート動画を見ながら異変のある投稿を仕分けるゲー厶Anomagram の開発における翻訳で困ったこと、気がついたこと ▼Steam ストアページ: https://store.steampowered.com/app/4844350/Anomagram/
このゲームの主人公はプレイヤー自身です。 名前はプレイヤーが契約書に書きます。当然ながら性別も決めていません。
日本語なら、これで何も困りません。初日に届く「お、来たね。歓迎するよ」も「新入りさん、よろしくね」も、相手が男か女かを言わずに書けます。
しかし。。。。スペイン語やポルトガル語は性別を決めないと文が書けない…!
「疲れていますか」と聞くだけで、cansado か cansada かを選ぶことになります。 ロシア語も過去形の動詞に男か女かが出るようです。
どちらかに決めてしまえば、訳はすぐ終わります。 でもそうすると、片方のプレイヤーにとっては、主人公が自分ではなくなってしまう……。
そこで、プレイヤーに向けた文は、性別が出る形を避ける言い回しに組み直しました。
たとえばスペイン語でそのまま「ようこそ」と訳すと、bienvenido か bienvenida かを選ぶことになります(ようこそでこんな…
なので「Te doy la bienvenida(あなたを歓迎します)」と、歓迎する側を主語にしました。 むずすぎる
##ロシア語の文字量が多い
ゲームは業務委託契約書を読むところから始まります。 日本語と英語なら、条文と署名欄が2ページに収まります。
ところがロシア語・スペイン語・ポルトガル語にすると、同じ条文がずっと長くなりました 2ページのままでは、条文が紙の下からはみ出してしまいます…
字を小さくすれば、2ページに詰め込むこともできます。 でも、最初に読む書類が読みにくいのでは意味がありません。 紙の書類として不自然にならないことを優先して、ページのほうを増やしました。
こうして、ロシア語・スペイン語・ポルトガル語では、契約書が3ページになりました。
上が日本語(2ページ)、下がロシア語(3ページ)です。
契約書という柔軟に変更できる素材だったから良かったものの、これが例えばカードなどになった時は大変なんだろうなと感じます
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