はじめまして、びごと申します。ゲームの個人制作とドット絵・BGM制作を練習しています。
先月末に短編ADV『ECHOES』をリリースしてから一週間ほど経ってだいぶ落ち着いてきましたので、今回の制作で何を練習したかったか、という切り口で、自分自身の整理も兼ねてざっくりと書いてみました。

今までテキスト主体の物語性のある創作物を公開したことがなかったので、今回挑戦しました(練習で書いた短編小説が1作だけありますが、未公開)。
特に、静かさ・懐かしさ・儚さ・優しさ、といった感覚や感情が好きで、ポストアポカリプスの世界観の中でそれらを感じさせるようなシーンづくりや演出、文章表現を自分なりに試行錯誤しました。
まだまだ慣れた感じはしないのですが、テキストの表示位置や表示時間、フェード方法など、細かい部分の演出も含めて確実に練習になったので、今後テキストや物語性がメインのゲームを作る際は活かしたいです。
個人的にゲーム性・プレイングと物語が密接に絡んだゲームが好きで、そこも意識しました。ネタバレになるため詳細は書けないのですが、「少女の壊れた言葉を解読する」というゲーム性をそのまま物語の展開として落とし込めないかを手探りました。
ゲームの後半である程度表現できていればいいな、と思いつつ、めちゃくちゃ難しくてこれもまだまだ習熟が必要だと感じています‥。
楽曲単体での制作は経験があるのですが、物語や世界観を演出するためのゲームBGMというのはほとんど作ったことがなかったため、ここも意識しました。
今回は7曲制作しました(うち2曲は没になった練習作から流用)。多くは短いループ曲で、凝った音作りはしておらず音数も少ないですが、そのぶん静かに物語に没入できるような、世界観を感じられるような雰囲気を心がけました。
ECHOESのサントラ用にテーマ曲をピアノ+チェロでアレンジ中‥ #作曲 #ゲーム制作 #SuperDevDay
ゲーム制作を始める前もたまにイラスト・ドット絵を描いてはいたのですが、そこにオリジナルのキャラクター性を持たせて、かつ物語の中で動かす、というのは今回が初めてだったので、ここも試行錯誤でした。
ただし「言語回路が壊れたアンドロイドの少女」というキャラクターなのもあって、作中でほとんどまともに喋ってはいないのですが‥。そのぶん、主人公の青年からみた少女の描写やドット絵の表情などから彼女の性格が表現できていればいいな、と思います。
青年はドット絵が無いのですが、警戒感が強くぶっきらぼうながら根は優しい人間、みたいなところがテキストで描けていれば嬉しいです。
ECHOES用の背景やスチルを追加で描いてた (妙な描き方をしている気がする‥) #ゲーム制作
かなり曖昧で感覚的なところなのですが、作った絵・音楽・文章がそれぞれバラバラにならないように、一つの作品の中でなんとなく同じ雰囲気を纏ったものにできればいいな、と思いながら作っていました。
例えばタイトルが『ECHOES』、つまりエコーなので、その意味に関連するワードを目立つところに配置したり、ある重要なテキストを作中で繰り返したり、BGMもディレイを多用したものがあったり、など‥。結果としてうまくいっているかは分からないのですが、制作中に思いついたものはなるべく盛り込みました。
過去2作はUnityroomで公開させていただいたのですが、今後Steamでゲームを公開する上でどのような手順が必要か、経験として知っておきたかったというのもあり、今回挑戦しました。
『ECHOES』はゲーム性の都合で日本語対応のみなのもあってそこまで苦労はしなかったのですが、ストアページに必要な説明項目や画像素材の制作、Steam側での審査とその所要時間など、なんとなく感覚が掴めたかな、と思います。
今回はテキストと物語性に集中したかったのもあり、全体的にUIデザインや画作りにはあまり力を入れることができませんでした。画作りに関しては、物語の世界観も相まって情報量の少なさが逆に味になっているような気もしているのですが、UIは前からかなり苦手意識があるので、もっと練習が必要だと感じています‥。
また、『ECHOES』はエンディングが3つあるためかなり周回前提の設計になっているのですが、ルート回収の順序を制御しきれておらず意図した体験が作れていないな、というのがリリース後に感じた大きな反省点でした。これも今後に活かしたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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