皆さん、こんにちは。GameWith Indieでは初めての開発ログになります。スペインで一人で『Retro Empire』を作っている DVN Software です。Steamで無料体験版(日本語対応)を配信中なので、今回はその最新アップデート(10月27日配信)の内容をご紹介します。
デモのフィードバックフォームに寄せられた回答を、ひとつずつすべて読みました。今回のアップデートは、ほぼ全部がそこから生まれたものです。いちばん好きなのはゲーム機のクリーニングと修理だという方が大半だったので、作業台にたっぷり手を入れました。ほかにも、ゲーム機の種類を増やしてほしい、もっとゆっくり遊びたい、自動でセーブしてほしい、箱を開けたり家具を置いたりするときのカクつきをなくしてほしい、という声をいただきました。それぞれ何をしたのか、ご紹介します。
バージョン 0.4.0.43 · Windows・Linux · 配信中
「クリーニング」の道具の列に、「スポンジ」と「ピンセット」の新しいイラストが入りました。マットの上に置いてある3Dモデルから描き起こしたので、ボタンで見ている道具が、そのまま机の上で手に取る道具です。列は必ず「自動」から始まり、道具を自動で選んでくれます。自分で選びたいときは、コントローラーならY、キーボードなら1、2、3で切り替えられます。道具はカーソルの横に表示されるので、いま何を持っているかがすぐにわかります。
ピンセットのレッスンでは、シールのはがし方を教えるようになりました。また、すべてのゲーム機の汚れから、近くで見ると目立っていたまっすぐな縁がなくなりました。
Hanami NovaとHanami Dualが、それぞれ専用のゲームと一緒にデモに登場します。どちらも汚れた状態で届き、古い値札シールが2〜4枚貼られています。マーカーで消されたもの、重ねて貼られたもの、半分はがれかけたものもあります。デモではクリーニング専用で、分解は一切ありません。作業台でのんびり過ごす時間にしてください。
RetroPopの一部のまとめ売りで見つかります。さらに、3日目にはRamónが修理工房にNovaを持ってきて、4日目にはLucíaがDualを持ってやってきます。開けるとすき間が見えていたNovaのケースの内側も作り直しました。
何人もの方から指摘をいただいたので、手を付ける前に、それぞれの場面を一つずつ計測しました。
この数値は開発用のテストPCで計測したものです。WindowsやSteam Deckでは、特に初めてプレイするときのカクつきがもっと長かったので、そちらでは違いをさらに実感していただけるはずです。
ゲームの始めにお店の名前を決めるとき、正面看板の書体が12種類になりました。本物のフォントを使っていて、いくつかは実在するお店の看板をもとにしています。8-BITの8ビット文字、HI-SCOREのネオン管、JOYSTICKの70年代風ストライプ、COLLECTORの金箔、DAY ONEのライトボックスなどです。夜になると、ペイントされた看板が街灯の光をほんのり受けます。すでにセーブデータがある方も、看板はそのまま使えます。いくつかの書体の名前が変わるだけです。
セーブしないままゲームが終了してしまい、何日分ものプレイを失った方がいました。これからは毎日の始まりと5分ごとに自動でセーブします。セーブは必ず落ち着いたタイミングを待って行い、作業台にいるとき、家具を置いているとき、誰かと話しているときには絶対にセーブしません。セーブすると画面の隅に小さく「セーブ完了」と表示され、セーブのたびに前回のデータのコピーがPCに残ります。
Windowsでは、グラフィックカードが応答しなくなった場合、ゲームが落ちる前に最後の緊急セーブを行い、次に起動したときにメニューでお知らせします。
もっとゆっくり遊びたいという方へ。新しくゲームを始めるたびに、ペースを選べるようになりました。「ふつう」は、これまでどおりのお店です。「のんびり」はお客さんが少なめで、レジでもより気長に待ってくれます。修理工房への依頼は2倍になり、ゲーム機を持ってくる売り手も、RetroPopのゲーム機入りのまとめ売りも増えます。つまり、作業台で過ごす時間が増えるということです。開店初日はどちらのペースでも同じです。ペースはセーブデータごとに決まるので、変えたいときは新しいゲームを始めてください。
デモから送られてくるパフォーマンスデータのおかげで、プレイヤーの皆さんの間でいちばん多いグラフィックカードはAMDの内蔵グラフィックスで、「バランス」プリセットでは30 fpsを下回っていたことがわかりました。このバージョンでは、内蔵グラフィックス(AMD、Intelなど)の場合、最初から「パフォーマンス」プリセットで始まります。また初回起動時は、1280x720の小さなウィンドウではなく、画面サイズに合わせたボーダーレスで起動します。メインメニューも、1280x720や1366x768の画面で欠けることなく収まるようになりました。
これはまだ始まりにすぎません。お店の中を回りながら、ゲーム内のアクションを一つずつ計測するテストを作りました。これを使って次の課題に取り組みます。ゲームの途中で届く家具やゲーム機、セーブ1回あたりの負荷、そしてWindowsとSteam Deckでの計測です。ノートPCや古めのPCで遊んでいる方は、フォームで動作の様子を教えてください。今いちばん助かるのが、まさにそれなんです。
フォームに回答してくださった皆さん、ありがとうございました。気に入ったところも、そうでないところも、これからも教えてください。すべて読んでいます。そして、デモを楽しんでいただけているなら、Retro Empireをウィッシュリストに追加していただけると本当に助かります。

DVN Software
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