進捗としては、上記の動画に上げた通り。草とインタラクションしながら歩くのはかなり気持ちいい体験が作れたと思います。しかし、そもそもやろうとしたのは「植物の作り込み」なのに、結局、ちゃんと詳細を詰められたのはこのちょっと背の高い草の1種だけ。どうしてこうなった?
以前の記事でラフイラストを作っていましたが、今週はこれに沿って植物の詳細を作っていこうと開始しました。とりあえずここの、少し背の高い植物から。
しかし、この形状の魅力的な植物ってどんなだろう? というところでまず壁にぶつかります。
以前に書いた通り、サンゴのようなものであったり、GRISに出てきたような独自の世界観・解釈の植物を作りたい・・ といろいろ考え・・
最終的にこの方向に決めました。
とりあえずモデルまで作って、形状の出来は気に入ってるものの、何かが足らないような気もしています。とにかく、植物の清書の進捗はここまで。
それ以上に、植物を作って実際にフィールドに植えてみることで、色々と気になるところが出てきました。
それは、この少し背の高い植物とプレイヤーを接触させてみたところ、思った以上に気持ちのいい感覚が得られたことにも起因している気がします。
そもそも、この触ると反応する植物とどう楽しませたいのか?
今は体ごとぶつかるとこの気持ちよさを得ることができますが、その行動自体はなんか不自然なような・・
もし現実にこの草があったら、楽しみ方としては「歩きながら手を伸ばし、絡みつく動きを楽しむ」になる気がします。
と、そこでふと気づいたのですが、あらかじめ実装してあった背の低い草であれば、「歩くだけで反応がある」シチュエーションに不自然さがないので特に気になりませんでした。ムーミントロール 冬のぬくもりでは雪の上を歩くと雪が踏み潰されて轍ができます。このように、このゲームでさせたい体験は「歩く、あるいは最低限の動きで反応する自然」というところにあります。前回の休憩して集まる動物も、特に意識はしてませんがそのコンセプトには合っていました。
しかし、この背の高い草が相手だと、ただ歩くだけで反応させるのは不自然じゃないかと思っています。なぜなら、普通は大きい植物は背の低い植物と違い、目の前にあると邪魔で避けたくなるからです。さっきも書いたように、軽く触るくらいがちょうどいい。
そう、、「軽く触る」というアクションは作り得るのだろうか?
これに対する答えは今週はまだ出ませんでした。次週以降に持ち越しです。
そして、そもそも「植物との触れ合いを楽しむ」という観点では、これまでの「走り」を基本とした移動では合っていないと感じ、デフォルトの移動は「歩き」に変更してみました。さらに、斜面に沿った足の動きになる機能を入れ、微調整。すると、これまでにない「歩き」のリアリティが出ました。以前までの歩き・走りは単に「移動」という感じでしかなかったですが、今のアクションはなんというか、直感に合っている。まさに自分が実際に山道を歩いているような感覚が操作によって得られました。
もともと進めたかった植物の作り込みはそこまで進みませんでしたが、副産物としてゲーム体験そのものに関わるセンス・オブ・ワンダーが見つかった気がします。よかった。
このアクションを前提に、今度こそ植物を作り込んでいきたいと思います。
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