こんにちは!CoMuCreatorです。
先日実施したテストプレイでは、多くのテスター(最大15名)の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました! 集まったフィードバックでは、バグ報告から演出の提案、UI/UXの改善まで、非常に参考になるご意見・ご提案をたくさんいただきました。
いただいたフィードバックは前回の開発ログに記載したように以下の3つに分類して対応いたしました。
今回はこの全77件の中で特に気になった部分をピックアップして記事にしたいと思います。開発者の方には参考になることもあるかもしれません。
真っ先に修正に取り掛かったのは、ゲームの進行上で致命的となるバグへの対応でした。
それはゲーム後半で解錠する必要がある扉を序盤で解錠できてしまうこと、そして、先に解除してしまうとその後に2度と中に入ることができなくなるバグです。
このバグには2つの問題がありました。一つは序盤で解錠のヒントとなる印の3/2がわかってしまうというレベルデザインの問題。もう一つは、一度開けたドアの解錠状態の記録が中途半端で、インタラクトした時の表示は”解錠済み”となるのに、扉自体の鍵は開く記録がされていなかった問題です。
後者はバグなので修正は比較的簡単でしたが、前者はレベルデザインを修正する必要がありました。ヒントのアーカイブや、場所の再配置などが必要でした。これらは割と手間のかかる作業でしたが、テストプレイにて明らかになり修正できたのは非常に良かったです。
霊障を観測するデバイスの一つに懐中電灯があります。 懐中電灯は通常のライトとUVライトを切り替えることができます。このUVライトを使うことで一部の霊障を記録することができるのですが、これがうまく伝えられませんでした。
本ゲームは昼パートでは屋敷内を自由に動き回って、アーカイブやアイテムを集めたり、謎解きをします。そして夜パートでは一つの部屋にこもってその場を動かずに起き続ける霊障を記録し続ける(必要なときはアイテムで誘発する)というサイクルで進みます。
上記のUVライトを使うというヒントは、この昼パート時に使用させることで伝えられると思っていました。
しかし、結果としてはうまく伝わらずに、プレイヤーの皆様には何度もやり直しさせてしまう結果となりました。テストプレイでなければきっとこの時点でゲームを投げているでしょう。 このままリリースされていたらと思うと背筋が寒くなります。
この問題に対応するために以下の3つを修正しました。
できるだけフォローする要素を追加して伝えられる幅を広げたつもりです。 とはいえ、やはりチュートリアルに頼った伝え方は本ゲームではどうしても避けられないため、直感的に伝えるためのゲームデザインがいかに大事で、そして難しいことかを感じました。
- 夜パートが移動不可について
本ゲームの夜パートではプレイヤーは一つの部屋に篭り「定位置固定(移動不可)」で霊障の検証を行います。
この仕様に関しては、私が最初にこのゲームの企画を考えた時に一番やりたかったことでした。何かのゲームにインスパイアされたとか、動かすのが技術的に無理だったとかではなく、純粋にやりたかったのです。
皆さんはTVやYoutubeの心霊関係の番組・動画を見たことはあるでしょうか?CoMuCreatorはそういうのを見るのが好きです。そして、だいたいそれらには一番やばそうな部屋で一人で過ごしてみて何が起こるか検証するなどがあると思います。
これをゲームでやってみたかったのです。。。。ええ、わかっています。これは開発者のエゴであると。それでもやりたかった。
なのでこの仕様に関しては譲れない部分でした。(動けるようにしたらそもそも全部作り直しですし。。。)この部分が受け付けない方には本ゲームは適していないと思います。その点は本当に申し訳ないです。
仕様の変更はしませんでしたが、とはいえ、なぜ部屋にこもって身動きせずに検証するかの理由付けは行いましたので、多少は納得感はあると思います。
- ジャンプスケアの有無
ジャンプスケアを多用した方が単調にならず良いのでは?その方が配信受けするのでは?という意見もありました。このジャンプスケアに関してはずっと悩んでいました。今回のゲームではじわじわとくる日本的な演出で恐怖を出していきたいという思いがありました。これは前述した”私がやりたかったこと”とつながっている部分はあると思います。
もちろん、単調になってしまうという問題は開発初期から感じていたことで、できるだけそれを感じないレベルデザインやボリューム、演出の強化などを行っていました。しかし、それでも足りない部分はあったと思います。なので、ジャンプスケアというほど?激しくないけれど、ハッとさせる突発的な霊障はいくつか追加しました。以前よりメリハリはついたのではないかと思います。
- 検証している部屋以外で霊障が発生して記録できない
一つの部屋に篭って検証をするので、当然、その部屋で起こった霊障をプレイヤーは記録していくことになります。そのような中で他の部屋でも霊障が起きていると混乱しますよね。その点は私の想像力が足りなかったと思います。しかしながら、当初はこれは仕様でした。
自分が検証している部屋以外でも霊障は起きている。同じことを繰り返しているというのはリアリティがあって、恐怖演出につながるのではないか?と思ったのです。あくまで演出として発生させていたので、デバイスも反応しないし、汚染度も進行しません。
しかし、プレイヤーにはこれがバグと写ってしまったのは問題でした。これでは本末転倒です。これは演出的に私の設計が良くなかったと思っています。うまい演出方法について検討しましたが、うまくいかなかったのでこの仕様は破棄しました。一部の音に関する霊障以外は検証中の部屋でしか発生しないようにしています。
テスターの皆様のフィードバックには本当に感謝しております。そのおかげでリリース前に致命的なバグを修正することができましたし、問題点もできるだけ解消することができたと思っています。
ゲームの方は現在はsteamの審査に出している状況です。審査に無事に通ることができれば、9月上旬ごろにはリリースできると思っています。
リリースまでもうしばらくありますが、ぜひsteamのウィッシュリスト登録をして応援いただけると非常に助かります。よろしくお願いします。
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