皆さまこんにちは、りんだと申します。
早速ですが、8月19日に、私が制作している「とぼとぼリカバリー」が発売されます🥳
「とぼとぼリカバリー」は、心の不調を抱えた主人公が、ほんの少しずつ歩みを進めていくADVです🐾
この記事では、「とぼとぼリカバリー」を作る中でこだわったポイントをご紹介しようと思います!
心の不調を扱うのに「しんどい展開なし」というのもいささか不可解かもしれません。
そもそも前提が「主人公は心の不調を持っている人」ではあるので、そのテーマの重さからは当然逃れられません。
ですが、私はこのゲームを作るにあたって、この「しんどい展開なるべくなし」には強いこだわりを持ちたいと制作当初から思っていました。
つまり、心の不調というテーマは重いけれども、「物語の展開をより病む方、より陰鬱な方に描かないことはできるんじゃないか?」と思ってゲームを作っていました。
社会への復讐を行ったり、回復しかけていたところで信じていた友人に裏切られたり、オーバードーズをしたり...
そういう展開を描くのは、ちがうと思っていました。
なぜなら、仮に現在しんどい状態にある人がせっかくゲームを手に取ってくれたとして、プレイすることでその人がよりしんどくなってしまうのは、何かが変だと思うからです。
私のゲームが誰かの回復につながる、という考えを持っているわけでは全くありません。 むしろ、私のゲームをやっても、心はラクにはならないだろうし、特に何も人生にいいことは起こらないと思います。
だけど、物語の展開は作者である私が握っているなかで、あえてより陰鬱な方に向かうストーリーにするというのは、 この心の不調というテーマを、ゲームを盛り上げるための「素材」として扱っているように思えました。そういう風にはしたくありませんでした。
私はかつてしんどい状況にいた一人の人間として、私なりの祈りを込めてゲームを制作したかったので、そうしました。
このゲームの主人公は男性で、登場人物には女性もいますが、恋愛要素はありません。
心が辛いときに恋愛を楽しめるかどうか? そもそもそういうときに恋愛の機会に巡り会えるのか? について、作者はかなり懐疑的です。 心が辛いときでも良い出会いはあるのかもしれないですが、そういう出会いがある人はかなりのラッキーだと思っています。
なので、心の不調がテーマであるこのゲームにおいて、恋愛要素を入れるのは本筋ではないだろうと思い、入れておりません。
主人公と女性キャラのコミュニケーションは何度も発生しますが、どちらかというとそこで描いているものは「友情」が近いです。
1の話とけっこう近いのですが、心の不調という暗いテーマを扱うからこそ、できるだけポップな要素を増やしたいと思いました。
キャラデザはシンプルでちょっとかわいいドット絵で。 子供の頃、パワポケシリーズがとてもすきだったので、パワポケのキャラデザを参考にさせていただいて、主人公含めた7人のキャラクターの顔を描きました。
セリフもあまり暗くなさすぎず。 ほんとにしんどいときは「しんどい、むり」という言葉しか出ないものですが、それだとゲームになりません。 そして雰囲気もずーんとしてしまうので、「暗いけどポップ」をできるだけイメージしたセリフにしています。
とはいえ、そうはいってもテーマが重いので、完全にポップなゲームに仕上がっているかと問われると、そうではないです。ふつうに暗いシーンもあります。
完全ではないけれども、なるべく重くない心の不調のゲームを作れたら、きっとそれはプレイの億劫さが減ると思って、制作したというこだわりポイントです。
(そして、心の不調のゲームなのにあまり重くないものを作る、ということ自体が、私にとってちょっとおもしろい目標にもなっていました)
以上が「とぼとぼリカバリー」を作るうえでの私のこだわり3選でした!
8月19日リリースなので、気になった方はウィッシュリストに積んでいただけると幸いです😊
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!💚
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1の補足で、もちろん、陰鬱な展開が人を救うこともあります。
その辺は、人の数だけ、物語への好みと、そうした物語を好むに至る歴史とがあるので、陰鬱な展開が悪いというわけでは全くありません。
今回は「私」が「こころの不調」を扱うゲームを制作するなら?ということだったので、上に書いた方針で制作していきました😺
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