スチルの1枚目が完成しました🎉
スチルは、物語の大事な場面を一枚絵で見せるイラストです。サンイチでは、スチル担当のイラストレーター、アートディレクター、キャラクターデザイナーの3人で、多角的にフィードバックし合いながら作っています。
1枚目を作るにあたって、チームで決めたことがあります。
1枚目は、多少無駄だったとしても、いろいろと試してみよう。
1枚目のスチルは、2枚目以降の基準になります。もしあとから「やっぱりこっちの方がいいよね」となって、全部を描き直すとなったらとても大変です。それなら最初に、いろいろな方向を試しておこう、という考えです。
まず、スチル担当のイラストレーターが描いたものに、アートディレクターがフィードバックを入れていきました。
アートディレクターはイラストの経験がとても深く、「こうしたら良くなる」という間違いないフィードバックをくださいます。たとえばこんな指摘が挙がっていました。
このやりとりで、70〜80点くらいだったものが、90点くらい、このまま出してもいいんじゃないか、というところまで上がりました。流石です。
サンイチの立ち絵は、キャラクターデザイナーの鮭まゆさんの絵でいくと決めています。鮭まゆさんの絵には、とても特徴的で、人の目を引くパワーがあります。これは間違いなく、サンイチの強みのひとつだと思います。
では、スチルはどうするか。スチルでも、そのパワーのある絵を活かしたい。一方で、スチルは背景となじませることが大事です。現実とは違うパワーのある色の付け方が、スチルの中では合わないこともあります。
スチルを、キャラクターデザイナーの絵にどこまで寄せるか。これが探索の範囲でした。
アートディレクターが「100点を目指すフィードバック」なら、キャラクターデザイナーのそれは「もしかしたら50点になるかもしれない。でもうまくいけば120点を目指せるフィードバック」でした。
この探索で、キャラクターデザイナーの絵の風味を持ちつつ、スチルとしても成立する位置を捉えることができました。「この方向性だな、これしかないな」と思えるものができたのは、すごく良かったです。
探索作業そのものも非常に実りがあるものでした。キャラクターデザイナーはこういうことを考えているんだ、アートディレクターはこういうノウハウを持っているんだ、ということがチームの中で共有できましたし、イラストレーターのみなさんにとっても学びがあったようです。
めでたしめでたし。
当方ディレクターとしても、2枚目のスチルの完成を楽しみにしております!
『三位一体の単一点』は、チームサンイチが開発中のSF群像劇ノベルゲームです。
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