はじめまして。個人でPC(Steam)向けのRPG『GEKOKUJO: Vagrant Crown』を開発しています。
このゲームには、ひとつだけ絶対に譲れない核があります。それは――
プレイヤーがいなくても、世界が勝手に動いている。
いわゆる「クエストを受けるまで突っ立っているNPC」を、このゲームでは作りたくない。全員が自分の目的を持って歩き、働き、噂を交わし、時には争う。その世界に、プレイヤーが後から旅人として混ざっていく――そういうRPGを目指しています。
この記事では、まずどんなゲームなのか、そして最大の売りである「擬似プレイヤーシステム」について書きます。
体験版は「狼との出会い」から始まります。傷ついた狼を助け、絆を育て、やがて相棒として共に戦う――その入口だけでも、この世界の"生きている感"を感じてもらえるように作っています。
このゲームの心臓部です。
ふつうのRPGのNPCは、プレイヤーのために存在します。話しかければ喋り、クエストを渡し、それ以外の時間は止まっている。
GEKOKUJOのNPCは違います。一人ひとりが"擬似的なプレイヤー"として、自分の人生を生きています。
そして、この"生きている世界"はプレイヤーとの関係性にもつながっていきます。
一緒に戦った記憶を持つNPCは、次に危機で出会ったとき加勢に駆けつけてくれる。再会すれば、以前の共闘を覚えたセリフを返してくれる。「顔なじみが増えていく」という体験を、システムとして作り込んでいます。ここが、このゲームでいちばん体感してほしい部分です。
正直、重いシステムです。NPC1000人以上が裏で動き続ける前提で設計しているので、負荷との戦いでもあります。
それでも作るのは、「世界が自分を待っていてくれた」感覚のRPGが好きだからです。自分がいなくても回っている世界に、旅人として一枚噛ませてもらう。そのワクワクを、ちゃんと形にしたい。
開発の様子は、この GameWith Indie とX(旧Twitter)で毎日発信しています。モデルやモーションを1ミリ単位で作り込む生々しい話も、隠さず出していくつもりです。
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