『霧走町 流氷に眠る』の Steam ストアページが公開になりました。 見に行ける場所が、今日できました。
これから毎日、この作品の記事を出していきます。 最初の1本は、ストアに何が載っているかの案内です。
ストアの短い紹介文は、こうなっています。
流氷の寄る港町で、事故として片づけられた死を追う推理アドベンチャー。気になることを文章で入力して聞き込みを進め、手帳に残った証言や人物の関係図を見比べながら、話の食い違いを相手にぶつけていく。誰の言葉を疑い、何を根拠に事件を解くか――最後は集めた証拠をもとに、自分の言葉で見立てを示す。
一言でいえば、聞きたいことを日本語で打つ推理ゲームです。 コマンドを選ぶのではなく、文章を書く。 「きく」「しらべる」を順番に押していく往年の捜査ものが好きで、その「きく」の中身を自分で書けたらと思って作り始めました。 返ってきた言葉を手帳で確かめ、次に誰へ何を聞くかを考える。 その繰り返しで、事件を追います。
北海道の海沿いにある霧走町。 防波堤で、漁協の組合長が死んでいました。 署は事故と見ている。 東京から来た刑事として町を訪ね、そこに暮らす人の話を聞くところから始まります。
場所と相手を選んだら、画面の下の入力欄に質問を書いて送る。 「昨日の夜はどこにいた」。 返事を読んで、気になる言葉があれば、もう一度尋ねる。 何を聞くかを考える時間も、捜査のうちです。
聞いた話は、捜査手帳に残ります。 誰から、どこで聞いた話か。 時刻や人名を全部覚えておく必要はありません。 同じ夜の話なのに時刻が合わない、といったずれは、手帳で並べると見えてきます。
怪しいと思ったら、どの話が食い違うのかを文章にして、相手にぶつけます。 話が変われば、もう一度訪ねたい場所が出てくる。 最後は、集めた材料から事件の見立てを自分の言葉で示します。
ストアに載せている12枚のゲーム画面から、ここでは序盤の5枚を紹介します。
港での会話。 町の人と向き合って、文章を打つ画面です。
捜査手帳。 聞いた証言が、誰から、どこで聞いた話かと一緒に残ります。
人物の図。 分かったことだけが図に載り、捜査が進むと増えていきます。
防波堤。 事故とされた現場を、自分の目で調べる場面です。
食堂「番屋」。 湯気のある店で、女将の話を聞く場面です。
どれも、いま動いている本編の画面です。 撮り直しがあれば、ストアの画像も差し替えます。
背景は、色数を絞った少し古い雰囲気の絵にしています。 雪の港、湯気の食堂、木の壁の宿。 細かく描き込むより、文字が読める画面を優先しました。 文章を読むゲームなので、絵が文字の邪魔をしないほうがいい。
人物の立ち絵はありません。 顔を描いてしまうと、その顔で人を判断してしまいそうだったので。 その代わり、返事の前後に手や視線の描写が入ります。 「網を繕う手を止めずに」とか、「こちらを見ないで」とか。 誰と話しているかは、画面の上の名前と場所で分かります。
ストアの文章には、事件の答えに近づくことは書いていません。 誰が怪しいか、何が見つかるか。 そこは遊んで確かめる部分なので、この連載でも書きません。 記事に載せる画面も、序盤のものに限ります。
町の年代も書いていません。 服や道具や会話から、なんとなく感じてもらえれば。 数字で言い切るより、そのほうが町らしい気がしています。
本編は全三章。 第3章まで実装を終え、いまはテストと調整を進めています。 第1章を無料で遊べるデモも準備中で、公開日は決まり次第お知らせします。
発売日と価格は、まだ決めていません。 決まったら、この連載でも書きます。
Steam のウィッシュリストは、気になるゲームを覚えておく棚のようなものです。 入れておくと、発売したときやセールのときに Steam から知らせが届きます。 買う約束ではないので、気軽に入れてもらえれば。
作る側から見ると、ウィッシュリストの数は「待っている人がいる」という一番分かりやすい合図です。 発売の時期を決めるときにも、この数を見ます。 どの記事から来た人が多いかも分かるので、連載の続け方を決める材料にもなります。 だからこの連載は、毎回の末尾でウィッシュリストへの案内を置きます。 しつこく見えたら、ごめんなさい。
この連載は、毎日3本ずつ、30日で90本を出し切る予定です。 毎日の3本のうち、2本は遊ぶ人に向けて、町の人のことや質問の打ち方、手帳の読み方を書きます。 残りの1本は、作っている側の技術の話。 入力の照合の仕組みやテストのやり方などを実装する人に向けて書くので、興味のある回だけ読んでもらえれば十分です。
次の記事は、このゲームを30秒で説明する1本。 連載の途中から来た人が、最初に読む記事にします。
まずはストアページを、見ておいてもらえたら。 ページを開くだけでも、うれしいです。
この町が気になったら、Steamのウィッシュリストに入れておいてもらえるとうれしいです。
[[STEAM_LINK: https://store.steampowered.com/app/5287530/?utm_source=gamewith&utm_medium=devlog&utm_campaign=gamewith04&utm_content=01]]
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