前回の開発ログで予告した「ティラノスクリプトでマクロ変更時にセーブデータが使えなくなる問題の解決法」ですが、先に前作『紅蜘蛛/Red Spider リマスター版』へアプデ適用してから詳細を記事化することにしました。解説は今しばらくお待ちください!
今回は別の話題です。
オリジナル版ではこの場面でこの人物(警護役の部下)は夜中に鳴らされたインターフォン(映像なし)をリビングで聞き、訪問者に「誰だ?」とインターフォン越しに問いかける想定でした。
しかしスチル制作がこの場面まで進んだ時、仮にも警護役の部下が詰めているような黑社會組織当主の家では、複数の屋外の監視カメラが確認できるような詰所があったのではないかと思い立ったのです。
そうなると、当然ながら「詰所」と「監視カメラに映る屋敷の外観」の映像が必要になります。結果として、たったこの一場面のリアリティのために、詰所と屋敷外観の3Dセットを丸一日かけてゼロから組むことになりました。
ところがこれでスチルを作って台詞に当ててみようとして私は更なる問題に気づきました。 この部下は映像で訪問者が誰か確認済みです。そして、それは彼にとっては既知の人物なのです。 従って彼が「誰だ?」とインターフォンで尋ねるのは不自然になります。 しかし台詞を変える場合キャストの人に再録をお願いすることになる…… 既存のボイスから使い回せる台詞がないか探し回ったのですが、どうにもしっくりきません。
仕方がないのでキャストのきりまささんに事情を説明して「こんな時間に何の用だ?」という台詞の再録を依頼することにしました。 きりまささんには去年の年末に、追加した新規場面に出てくる新キャラの台詞の収録を依頼したっきりでした。今回差し替え対象となるキャラの台詞の依頼は2年前の「紅蜘蛛外伝∶暗花」以来です。 自分が演じたのがどんなキャラだったかを思い出すだけでも大変なはずです。
しかしXのDMで夜中の1時前に依頼したところ、42分後には快諾のお返事が返ってきました。なんというフットワークの軽さ! そしてこの羅(ルォ)というキャラをずっと覚えていて下さっていることもありがたいことです。
紅蜘蛛シリーズはこういう個人の情熱でできています。
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また、昨年リリースしたシリーズ1作目のリマスター版「紅蜘蛛/Red Spider」リマスター版や一昨年リリースした紅蜘蛛外伝:暗花もフルスチル化作品ですのでお気軽に遊んでみてください。いずれもWin/Mac/Android/iOSで完全非営利無料配信中です。
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