こんにちは。 『Verdant Requiem』開発者のMed.y.mです。
このたび、本作に登場する味方ユニット19名分の支援会話について、予定していたボイスの導入作業が完了しました。 キャラクター表現に関わる大きな工程を一つ終えることができたのではと思っています。
今回は、支援会話の役割や、なぜボイスを導入したのかについて少しお話しします。
...と、本題に入る前に、まずはボイスサンプルですね。
『Verdant Requiem』は、戦争や資源問題、塩・食糧・兵站といった要素を扱う長編ファンタジーSRPGです。
物語の中では、国家同士の対立や戦争の行方が大きく描かれますが、それだけではなく、戦場を共にする一人ひとりが何を考え、何を恐れ、誰を信じるようになるのかという部分も大切にしています。
支援会話では、メインシナリオだけでは描き切れない、
などを描いています。
戦闘では頼もしい人物が、実は悩みを抱えていたり、イメージ通りであったり...
支援会話を読むことで、ユニットが単なる「戦力」ではなく、一人の登場人物として感じられるような構成を目指しています。
当初は、個人制作ということもあり、支援会話はテキストのみで完成させる予定でした。
しかし、制作を進める中で、キャラクター同士の距離感や、言葉の裏にある感情を、文章だけでなく声でも伝えたいと考えるようになりました。
特に『Verdant Requiem』では、登場人物同士の思想や立場が異なることが多く、会話の中にも小さな緊張や葛藤があります。
そのため、支援会話にボイスが入ることで、各キャラクターの個性や関係性が、より伝わりやすくなったと感じています。
今回、味方として登場する19名について、支援会話用のボイスを導入しました。
支援会話は一組ごとのやり取りだけで完結するものではなく、ゲーム全体を通して積み重なっていく要素です。
そのため、単に音声を再生するだけではなく、 まばたきや疑似的なリップシンクの対応も必要になりました。 2週間ほど作業に消えています。
一方で、実際にゲーム内でキャラクターが声を交わしている場面を見ると、「この人物たちが本当に会話している」と感じられる瞬間も増えました。
制作側としても、とても印象深い工程になりました。
今回のボイス導入にあたり、多くの方にご協力いただきました。
キャラクターの設定や台詞の意図を読み取り、それぞれ異なる形で役柄を表現していただいています。
開発者が文章として書いたキャラクターに、演者の方の解釈や声が加わることで、自分一人では想像できなかった魅力が生まれた場面も多くありました。
ご応募、ご収録、ご調整にご協力いただいた皆様には、改めて深く感謝いたします。
担当キャストについては、今後、Xで順次紹介していく予定です。
SRPGにおける支援会話というと、能力補正や戦闘上のメリットを思い浮かべる方も多いと思います。
本作にも、仲間同士の関係が戦闘へ影響する要素はあります。
ただし、それだけではなく、支援会話そのものを物語の一部として楽しんでいただきたいと考えています。
戦争の行方を左右する英雄だけでなく、その傍らで悩み、支え合い、時には衝突する人々にも、それぞれの物語があります。
メインシナリオを進めるだけでは分からなかった人物が、支援会話を通して少しずつ身近になっていく。
そのような体験につながれば嬉しく思います。
支援会話ボイスの導入は完了しましたが、現在も公開に向けて最終調整を進めております。
すでに体験版をプレイしてくださった方からのご意見も参考にしながら、完成度を高めています。
長編作品ということもあり、確認しなければならない箇所はまだ多く残っていますが、一つずつ着実に進めていきます。
支援会話へのボイス導入は、当初の開発計画から考えると、かなり大きな挑戦でした。
個人制作としては作業量も大きく、「本当に最後まで実装できるのか」と思う時期もありましたが、協力してくださった皆様のおかげで、無事に一つの形にすることができました。
物語の本筋だけでなく、仲間同士の何気ない会話や、少しずつ変化していく関係性にも注目していただければ幸いです。
『Verdant Requiem』は、2026年11月3日の製品版公開を予定しています。
Steamでは体験版も公開していますので、興味を持っていただけましたら、ぜひプレイしてみてください。
今後とも『Verdant Requiem』をよろしくお願いいたします。
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