こんにちは。
個人でSRPG『Verdant Requiem』を制作しているMed.y.mです。
発売に向けてデバッグや英語版の調整を進めていますが、最近は大規模なシステム追加というより、
「すでにあるゲームを、もう一段遊びやすくする」
という部分に手を入れることが増えてきました。
今回は、その中から新しく追加した「副官システム」と、開発初期から現在までのタイトル画面の変化について紹介します。
『Verdant Requiem』では、多くの仲間の中から出撃メンバーを選んで戦います。
当然ながら、出撃人数には上限があります。
そこで今回、
「出撃しないユニットにも、戦場で役割を持たせたい」
という考えから、出撃準備画面に副官システムを追加しました。
出撃準備画面でユニットにカーソルを合わせ、Cキーを押すことで、そのユニットを副官として指定できます。
画面下部には、
C:支援者指定 支援者:マリー
のように、現在選択している副官が表示されます。
副官の顔グラフィックには 「Support」 の表示が入り、現在誰を副官にしているのかも分かりやすくしました。
副官には、誰でも指定できるわけではありません。
副官として選択できるのは、基本的に今回の戦闘へ出撃しないユニットです。
以下のユニットは副官に指定できません。
つまり、
「このキャラクターを直接戦わせるか、それとも後方支援に回すか」
という選択になります。
もちろん、副官を指定せずに出撃することも可能です。
また、副官設定は章クリア時にリセットされるため、マップごとに編成を考え直せる仕組みにしています。
今回、出撃準備画面の操作を説明するチュートリアル画像も作成しました。
基本的な流れはシンプルです。
副官は必須ではないので、
「今回は全員を普通に戦わせたい」
という場合は、未指定のままでも問題ありません。
現在は、副官として誰が選択されているかをゲーム側で判定できるところまで実装しています。
今後はさらに、副官となったキャラクターごとに異なる全軍支援効果を持たせる方向で調整しています。
単純に強いキャラクターを並べるだけではなく、
「このマップでは誰を戦場に出し、誰を後方に残すか」
まで含めて編成を考えられる仕組みにしたいと思っています。
直接戦闘よりも、副官として配置したときに真価を発揮する支援特化キャラクターがいても面白そうです。
『Verdant Requiem』は英語版も制作しているため、副官システムも英語UIへ対応しています。
英語版では、
C: Assign Support Support: Marie
と表示されます。
機能を追加するたびに、
「日本語では問題ないけれど、英語にすると横幅が足りない」
といったことも起こるため、UIを作る際には両言語で確認しています。
最近は、日本語版に新しい機能を追加すると、
実装 → 日本語確認 → 英語確認 → UI微調整
までがワンセットになってきました。
長くゲームを制作していると、システムだけでなくUIも少しずつ変化していきます。
その中でも、特に分かりやすいのがタイトル画面です。
(黄色い枠線は、当時、コマンドがオリジナルになりました、と強調したもの)
制作初期は、一枚絵+文字の色が変わって疑似アニメをするのみ。
製作ツールの傾向からすれば、これでもある程度調整している方ではあったのですが、やはりコンシューマーを始め多くのインディーゲームを見ていると見劣りしてしまう... そんな気持ちもあったのを覚えています。
一枚絵を構図から刷新し、最終調整を人力で加え
フォグをかけ
舞い上がる光を入れて
フルスクリーンのヘルプを入れて
瞬きを入れて
タイトルにハイライトもいれて
最終的にはこのようなタイトル画面に落ち着きました。
直近では、選択中のメニュー項目が点滅しながら淡く発光する演出などを加え、作品全体の雰囲気に合うよう調整しています。
ゲームを起動して最初に目にする画面だからこそタイトル画面には凝ろう
そう思っていましたが、ある程度納得のいく形に落ち着きました。
過去のスクリーンショットと現在のものを並べてみると、
「ずいぶん変わったな……」
と思います。
システムを追加して、
UIを直して、
演出を足して、
またデバッグして。
基本的には、その繰り返しです。
長編作品のため、一つ仕様を変更すると確認する場所もかなり多くなります。
最近もルートや難易度を変えながら繰り返しテストプレイしていますが、それでも遊んでいると、
「ここ、もう少し分かりやすくできそう」
「このキャラクター、出撃しない時にも何か役割を持てないかな」
といったアイデアが出てきます。
しかしながら、非出撃ユニットが何度もor同時にカットインしてきてテンポを落としてもよろしくない...
そんな時、ある方の配信動画を見ていて、 「...あぁ、副官システムがあれば、ベンチ入りのキャラも活躍できるかもしれない」 というところから生まれました。
偶然とはいえ、キャラを立てる新たな要素になればなぁと考えています。
『Verdant Requiem』は、
2026年11月3日発売予定。
価格は1,450円で、発売時には15%OFFセールを予定しています。
Steamでは現在、無料体験版も公開中です。
また、2026年10月開催のSteam Next Festにも参加予定です。
ゲームの大きな部分はほぼ完成していますが、発売までの残り期間も、
「趣味に振った作品とはいえ、それでも最大限遊びやすくする」
を心がけて調整していこうと思います。
過去と現在の画面を見比べながら、
「ここまで来たか」
と少し感慨深くなる今日この頃です。
引き続き、『Verdant Requiem』をよろしくお願いします。
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