前回の記事で「現在のインプットの大半は映画で、ゲームは1年に1〜2本しかプレイしない」と書きました。
それではなぜ私はゲームを作っているのでしょうか。
古くはSFC版『タクティクス・オウガ』をデニム最低レベルでクリア。イベントバトル以外は全く戦闘に参加させないという特殊なプレイをしていました。
なぜそんなことをしたかというと、攻略サイトに掲載するデータ作成のため、各マップの最低下限レベルを調べる必要があったからです。当時、マップに登場する敵は出陣メンバーの最高レベルに揃えられる仕様でした。主人公のデニムは強制出陣だったため、彼を最低レベルでキープして単独出陣させることで、各マップの下限レベルを計測できたのです。
このアプローチは意外な副産物も生みました。戦闘に参加させずともマップに出す以上、生存させなければなりません。そこでデニムには、敵を倒すとランダムで出現するステータスアップカードをひたすら拾わせ、Lv1でありながらステータス的にはLv40相当になるまで育成しました。
結果として、下限レベル25の「死者の宮殿」をデニムソロ(単騎)でクリアすることができたのです。AGIだけは上げられず行動順が最後になる弱点はありましたが、即死攻撃さえ回避できれば問題ありません。何度かのやり直しを経て、無事に単騎踏破を果たしました。(エミュレーターでなく実機でのやり込みです)
ちなみにそのリメイク作である『タクティクスオウガ リボーン』でも930時間を費やしてアイテムコンプリートまでやり込みました。 この為にボディスナッチを繰り返してINTとMNDをカンストさせた「越児」というキャラクターを作成。 バフ2枚がけの彼女がEP4十二人の勇者ステージで暗黒騎士を一気に屠る様子がこちらです。 呪われた武具も17種類作成しました。 時が下ると、MMORPG『EverQuest』を3アカウント同時運用で16,000時間超プレイ(放置時間含む)。 『あつまれ どうぶつの森』では少しでも多く家具やレシピを入手するため、1つの島に6キャラを配置してトータル3,500時間プレイしました。 この3,500時間で何を作っていたかというと、あつ森の機能を使って香港の実在ロケーション(九龍公園や重慶大厦、尖沙咀警察署など)を再現した「ガウロン(九龍)島」でした。 さらには、映画「インファナル・アフェア」に登場する香港・沙田にある名所「萬佛寺」の参道沿いに並ぶ無数の仏像群を再現するため、「はにわ」を敷き詰めて萬佛寺を作り上げたりもしていました。(あまりに大量に配置したので描画が処理落ちしています) 島の中に作った映画館ではもちろん香港映画を上映。 一番最近プレイした『オクトパストラベラー0』でも、トロフィーコンプリートはもちろん、裏ボスを6ターンで倒すまでキャラクターを強化しました。
元来、私はゲーマーなのです。しかし、現時点で私が最も遊びたいと思うゲームは、自分が作らなければこの世に存在しません。だから私は『紅蜘蛛』シリーズを作ります。
総勢50人以上のキャストの方にお願いし、シリーズトータルで総台詞数 約23,500行 / 総収録時間 約32時間分の音声を整音・切り出してフルボイスゲームにするこだわりも、10か月で1,300枚以上のスチルを作る集中力も、私にとっては「やり込みプレイ」の延長なのです。
インディーゲームクリエイターの原動力は、技術や知識だけでなく「自分が決めたルールを最後までやり通すオタク的執着心」にあるのだと思います。
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紅蜘蛛2/Red Spider2リマスター版(Win/Mac/Android/iOSで広告・課金一切なしの完全非営利無料配信)のリリースは来年1月末を目指しています。
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また、昨年リリースしたシリーズ1作目のリマスター版「紅蜘蛛/Red Spider」リマスター版や一昨年リリースした紅蜘蛛外伝:暗花もフルスチル化作品ですのでお気軽に遊んでみてください。いずれもWin/Mac/Android/iOSで完全非営利無料配信中です。
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