今回は『最上邸R』の主人公である
神崎ゆかりと桐生あかねについて少しお話ししたいと思います。
神崎ゆかりと桐生あかねの名前
二人の名前については、実はこれといった特別な由来はありません。
制作当時にパッと思い浮かんだ「神崎ゆかり」「桐生あかね」という名前をそのまま採用し
現在まで使い続けています。
今となっては、この二人にはこの名前しか考えられないくらい
自分の中でもすっかり定着しています。
二人をセーラー服姿にした理由
二人の服装はセーラー服です。
こちらも理由はとてもシンプルで
「二人が学生であることが一目で分かる服装にしたい」と考えたことがきっかけでした。
「最上邸R」は1980年代を舞台にしているため
作品の時代や雰囲気にも合っていると感じています。
似ているようで違う二人の性格
神崎ゆかりは、明るく素直な性格。
一方の桐生あかねも明るい性格ですが、少しお調子者なところがあります。
物語の序盤ではどちらも明るい女の子という印象がありますが
最上邸で怪異に巻き込まれていくにつれて二人の違いが少しずつ表れてきます。
恐ろしい出来事に遭遇しても、次第に頼もしさを見せるようになるゆかり。
対して普段のお調子者ぶりとは裏腹に、怪異を前にすると弱々しい一面を見せるあかね。
物語が進むほど、この二人の性格の違いが見えてくるようにしています。
なぜ主人公を二人にしたのか
私がノベルゲームを制作するうえで大切にしていたものの一つが
キャラクター同士の「掛け合い」です。
一人で最上邸を探索するのではなく
二人で行動することで、恐怖を感じた時の反応や会話を描くことができます。
ゆかりとあかねの掛け合いを通して、二人の性格や関係性を感じてもらえたらと思っています。
旧作から「最上邸R」へ
「最上邸R」では、旧作からさまざまな部分を見直しました。
その一つがBAD ENDです。
旧作には多くのBAD ENDが存在していましたが、改めて内容を見直し
「このエンディングはあまり必要ではないかな」と判断したルートについては
思い切ってカットしました。
数を増やすことよりも一つ一つの展開を
より分かりやすく楽しんでもらうことを重視しています。
また、キャラクターの立ち絵についても新しくなりました。
神崎ゆかりと桐生あかねの立ち絵は
イラストレーターの七三ゆきさん(現在は創作活動を引退されています)に
南条可奈の立ち絵は「なちさん」に
有償のオリジナルキャラクターとして描いていただいたものです。
さらにセリフについても、旧作から大幅に見直しました。
文章を読みやすく調整するとともに
ホラー作品としてより怖さを感じてもらえるよう、恐怖演出についても強化しています。
旧作を知っている方にも、初めて「最上邸」に触れる方にも
楽しんでいただける作品を目指して制作したのが「最上邸R」です。
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