現在はスチルカットをひたすら量産していくフェーズなのですが、お気に入りの場面ができると、演出やボイス、BGMを合わせて流れを確認したくなります。
今作っているのは、登場人物(楊坤)が各所に電話をかけ、場面やアングルが目まぐるしくカットインしていくシチュエーションです。
しかし、実際にBGMを流して合わせてみたところ、画面は激しく切り替わっているのに、背景のBGMだけはずっと同じトーン(クリアな音)で平坦に流れ続けてしまい、どこか「BGMの上に映像を乗せただけのMV(ミュージックビデオ)感」が漂ってしまうのが気になりました。
効果音(SE)を追加してみたものの、画面の切り替わりや「電話越しの空間の変化」を表現するには、もう一工夫ほしいところ……。
そこで思いついたのが、「BGM再生中にWeb Audio APIを使って、場面切り替えに合わせてリアルタイムにローパスフィルタ(音を高域カットしてこもらせる効果)を入れたりエコーをかけてみたりする」という方法です。
カットが変わる瞬間に一瞬音のトーンを変化させることで、画面の切り替わりと空間の推移が視覚だけでなく「耳」からもはっきり伝わるようになり、臨場感が増しました。
もちろんティラノスクリプトの標準機能にはそんなマクロはないため、JavaScriptで直接Web Audio APIを操作する独自処理を組み込んでいます。
動画でその音の変化(カット切り替え時のBGMの質感が変わる感じ)を確かめてみてください。どうでしょうか!
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また、昨年リリースしたシリーズ1作目のリマスター版「紅蜘蛛/Red Spider」リマスター版や一昨年リリースした紅蜘蛛外伝:暗花もフルスチル化作品ですのでお気軽に遊んでみてください。いずれもWin/Mac/Android/iOSで完全非営利無料配信中です。
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