私は『Lobotomy Corporation』が本当に好きです。
Project Moonのゲームは現在出ている作品がどれも人気で、
近年は特に『Limbus Company』のストーリーが評価されていますよね。
ストーリーももちろん素敵なのですが、
私は、ロボトミのゲームシステムにものすごく惚れ込んでおりまして…。
ロボトミのようなゲームシステムのゲームって、
他にあまり無いんですよね。
例えば『逆転裁判』や『ダンガンロンパ』って、 雰囲気もゲームシステムもそれぞれ全然違いますが、 私が面白いと感じる部分をかなり大ざっぱに抽出してみると、
調査や探索で情報を集めて、 その情報を手がかりに真相へ近づいていく
という遊びには、共通する部分があると思うんです。
一方でロボトミは、大きなくくりで見ても
同じようなゲームがほとんど無くて…。
私が見つけられていないだけかもしれませんが、
化け物相手にどう対処するか、推理と理解を繰り返し、
自分のミス一つで職員がだばーっと死んでしまう。
あの大事故そのものに妙なカタルシスがあるゲームって、なかなか見つからないんですよね。
なので、自分で作りたいなと結構前から思ってはいたんですけど。
やはりゲーム制作って難しくて、
Unityの操作もコードを書くのも上手くいかず…。
本当は、プログラマーさんを雇うことも考えたのですが、
そんな大金があるはずもなく…。
何度かチャレンジしては上手くいかず、
構想だけ積もって、そのまま放置されていました。
そうやって何度もゲームの残骸を生み出していたんですけど、
近年やっとAIの補助により、まともに動くゲームが作れるようになりました。
もうこれは作るしかないと、
勢いのままに作り始めて、
いつの間にか、体験版を出すところまでに至りました。
ただ、『幻視天研所』は
ロボトミそのものを作り直したいから作っているゲームではありません。
ロボトミみたいなゲームを作りたい。
でも、ゲームシステムをそのまま使うのはやはり違うなと考えていました。
『Lobotomy Corporation 2』が公式から出るのなら、本来はそれが一番嬉しいことですし、
何なら私も、その方が滅茶苦茶嬉しいので。
構想を練る際に一番考えたのは、
自分がロボトミで面白いと感じた部分を、
ゲームシステムそのものは真似せず、
別の仕組みでどう再現するか
です。
怪異の正しい対処法を探りながら、
多数の職員へ的確に指示を出して、
一つのミスから起こる大事故を乗り越える。
『幻視天研所』は、私がずっと遊びたかった
そういうゲームを作りたくて始めたゲームです。
次回は、実際に構想を練っていた頃に、
どんな部分を変えようとしていたのかも振り返ってみたいと思います。
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