個人開発をしていて困るのが音楽だと思う。
好きな個人開発のゲームでもフリーのBGMを使っていることは多いし、なかなか自作が難しいジャンルではあると思う。
僕はインディーゲーム開発者にしては、すこしめずらしく、むかし少しだけ音楽の仕事をしていたのでそのことについて書きたいと思う。
某ミュージシャンの曲名のような見出しになったが、10年ほど前に音楽に挫折してそれ以来ずっと音楽から離れていた。
もともと学生のころから作曲をやっていて、自分の曲を売り込みたいのでゲーム開発をするというのがゲームプランナーのはじまり。とにかく昔は作曲家もめずらしかったので、美少女ゲームやPCゲームに楽曲を提供することでわずかな報酬を得ていた。
ただ中小のゲーム業界の音楽は報酬も少なく、多くて1曲2万円くらいで著作権もすべて譲渡するのが普通だった。「2万円っていいじゃん」って思うかもだけど、2日で完成しなかったら日給1万円なので3日かかったらバイトの方がまし!
数回、有名声優のキャラクターソングの仕事で1曲4万円もらったが、作曲、仮歌、スタジオ収録、ミキシングまでセットだったのでとてもじゃないけど割に合わない。
※注意!(ここは心の声のため、声優のファンの方はこのブロックと飛ばしてください!)
・歌ってたのは有名声優だったが予算がないので数時間しか収録できない
・全然練習してきてない(譜割りどころかデモ音源もろくに聞いてない)
・事前申告のキーがでない(「ファルセットなら」とか嘘つくんじゃない!)
・「あとはよろしく」といって全然音程のあってない状態で帰る(徹夜して音程を調整する。今時PCで音程調整できることを最大限利用してくる)
というわけで、僕は声優が嫌いです。(嘘です。ちゃんとした声優さんもいます)
でも、赤字だから音楽をやめたわけじゃなくて、やめたのは自分に才能(と努力)がなかったから。機材の充実とDTM(いわゆるコンピュータで作る音楽)が隆盛の現在は、作曲家の供給過多を生み、トッププロレベルの作品を生み出す人であふれるようになった。
「A〇Bのあの曲作ったの僕です」なんて人が掃いて捨てるほどいる。実際にうまい。レベルが違う。そんな人がコ〇ナラとかで安く仕事を募集しているのが悲しいけど現実なのよね。
そんな僕も個人開発でゲームを作ろうと思った時、音楽はどうする?どこかから買うのも、誰かに頼むのも、AIに作らせるのもしゃくだな……
そう思っておよそ10年ぶりに作曲をしようと思い立ったのである。
とはいえ、10年のブランクもあるし、機材もない。Ableton Liveのフリー版を入れてみて久しぶりにいじってみる。「やべぇ全然わからんし、思い出せん」でもまあ「趣味ならいいか!」ということで進めてみた。
「さすがに鍵盤は必要だよな」 → 購入 → 趣味ならいいか !
「Ableton Live無料版だと足りないな」 → 購入 → 趣味ならいいか!
「ミキシング用にモニタースピーカーほしいな」 → 購入 → 趣味ならいいか!
(以下略……)
誰かが言っていたが「好きなことをしてお金を稼ぐのがプロ、お金をつぎ込むのが趣味」
このゲームがいくら売れてももう黒字になることはないだろうw
つまり何が言いたかったかというと「趣味なんだから下手でも何でもやってみればいいじゃん!」って話。プロは大変だけど、僕らには下手でもリリースする自由がある。
とはいえ、せっかくやるなら以前できなかったことを勉強しなおして挑戦しよう!これぞインディ魂。どうせ趣味だしな。ということでいろいろ課題をもって作曲に取り組み以前からの成長を感じで勝手に満足しております。
最近作ったエンディング用の曲は、以前できなかった自然な転調、借用和音などができたと思っていて、いい雰囲気になったのでよかったら以下のリンクから聞いてみてください。
https://x.com/HAMMERVILLE2026/status/2083892399051546905?s=20
※画像は雰囲気にあう背景をとってつけただけなので特にエンディングには関係ないです
Steam
X:https://x.com/HAMMERVILLE2026ROBOTEKA
価格情報なしSteam で見る
Youtube:https://www.youtube.com/@HAMMERVILLE-n8b
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